クラスTシャツは著作権と関係ない？

学校で文化祭や体育祭・球技大会などでクラスTシャツを作るところは圧倒的に多く、非常に多数の人が制作会社を利用するようになりました。著作権が厳しいと聞いているけれど、学校で使うなら著作権侵害に当たらないから大丈夫という考えを持つ人も少なくありませんが、本当でしょうか。基本的に学校の授業で使う分には著作権法第35条である程度認められることになっていますが、学校行事で使用している場合には授業とは異なるため、侵害に当たる可能性が指摘されてきました。そのため、著作権侵害するようなものを作って企業側から制作したすべてのクラスTシャツを処分するように求められる可能性も少なくありません。

できる限り著作権に触れない物を作ることで、企業や個人とのトラブルを防ぐことができるようになります。特に作ったクラスTシャツをイベント終了後に私服として身に着けてしまうようなことを防ぐためには、できるだけ著作権に抵触しない物を制作することが一番です。SNSで自分の雌伏などをアップする人は少なくありませんので、安心して利用できるようにしておくことが重要といえます。大切なのは企業や個人などとトラブルを起こさず、最高の行事にすることです。

最高の行事にするためにオリジナルデザインを考えること、クラス内で話し合ってデザインが得意な子などに依頼して作成することが一番といえます。ただし、得意な子がどんなものを作るのか、下絵の時に見せてもらうことも重要です。